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2025.11.04
スタッフブログ

京都の冬に多い“結露”のお悩み。WB工法の家ならどう防げる?

京都の冬に多い“結露”のお悩み。WB工法の家ならどう防げる?

京都・滋賀で新築注文住宅を手掛ける、宇治市の工務店スタッツリビングカンパニーです。


11月に入り、朝晩グッと冷え込むようになりましたね。


京都の冬といえば、底冷えするような寒さ。
朝起きてカーテンを開けると、窓にびっしりと水滴がついている──
そんな経験をお持ちの方も多いのではないでしょうか。


この“結露”、見た目だけでなく、家の寿命や健康にも影響する厄介な存在なんです。


今回は、京都の気候に多い結露の原因と、WB工法の家がなぜ結露しにくいのかをお話しします。








京都はなぜ結露しやすい?


京都は「盆地」という地形の影響で、昼夜の寒暖差が大きく、湿気がこもりやすい地域です。


夏は蒸し暑く、冬は冷え込みが厳しい。風が抜けにくい地形ゆえに、空気の入れ替えが難しく、湿度が高くなりやすいのが特徴です。


特に冬の朝は、外気温がぐっと下がり、室内との温度差が大きくなります。
このとき、部屋の中にある水蒸気(人の呼吸・暖房・加湿器などから発生)が、冷えた窓ガラスや壁に触れて冷やされると、水滴に変わります。


これがいわゆる「結露」です。


築年数が経つと「昔より結露がひどくなった」と感じることがあります。
これは、窓のパッキンや断熱材の劣化、通気の悪化などで、家全体の“呼吸”がしづらくなるためです。


つまり、結露は「湿気の逃げ場がなくなっているサイン」とも言えます。





結露が家と人に与える影響


窓についた結露をそのままにしておくと、カーテンやサッシまわりにカビが発生しやすくなります。


カビはダニの発生源にもなり、アレルギーや喘息など、健康への悪影響を引き起こすこともあります。


さらに厄介なのが「内部結露」です。


これは、壁の中や天井の内部など、目に見えない場所で起こる結露のこと。
断熱材が湿気を含むと断熱性能が下がり、木材が腐食することで、家そのものの耐久性を損なう原因にもなります。


見えない場所でゆっくりと進行するため、気づいたときには大規模な修繕が必要になるケースも。


結露対策は、単に“水滴を拭く”だけでなく、構造的に湿気をためない工夫が大切なのです。






WB工法が“結露しにくい家”をつくる理由


スタッツリビングが採用しているWB工法(通気断熱WB工法)は、
「空気の流れ」と「透湿性」を生かして、建物全体が自然に呼吸する仕組みを持っています。


壁の中を空気がゆるやかに流れる構造になっており、室内の余分な湿気を壁内に通し、外へと逃がします。
冬でも“壁の中に空気の通り道”があることで、暖房で温めた空気の湿気がこもらず、内部結露が起こりにくいのです。


この仕組みは、機械換気に頼らず、自然の力で湿度を調整するという点が特徴。


「加湿器を使っても、窓がびしょびしょにならない」
「朝、カーテンを開けてもガラスがきれいなまま」
そんな声をお客様からよくいただきます。




冬を快適に過ごすWB工法の住まい


実際にWB工法の家にお住まいの方から「冬の結露に悩まなくなった」との声を多くいただきます。

窓まわりだけでなく、クローゼットや押入れの湿気も少なく、
「カビ臭さがなくなった」「洗濯物の乾きが早い」と感じる方も。


また、冬特有の“においこもり”も軽減されるため、
暖房をつけっぱなしでも空気がこもらず、自然な清涼感があります。

結露対策はもちろん、梅雨や夏の湿気にも効果を発揮するのがWB工法の大きな魅力です。




季節を問わず、家の中がさらっとした空気に保たれる。
そんな「一年を通して快適な住まい」を実現します。





結露対策は“構造”から考える


表面に出る結露はタオルで拭けば取れますが、壁の中で起こる内部結露は、住んでいる人が手を加えることはできません。


だからこそ、「家のつくり」そのものに湿気を逃がす仕組みを持たせることが大切です。


換気扇や除湿機、断熱リフォームなども一定の効果はありますが、
根本的に湿気の通り道をつくる構造にすることで、家全体の環境が安定します。

WB工法は新築だけでなく、リフォーム・リノベーションにも取り入れることができます。


「結露やカビに悩まされている」「家の中がなんとなくじめじめする」と感じている方は、


まずは一度、建物の“呼吸”について見直してみてはいかがでしょうか。





まとめ


京都のような盆地では、どうしても結露が起こりやすい気候条件がそろっています。


しかし、「通気」と「透湿」をうまく生かしたWB工法なら、湿気をためず、自然な空気の循環で快適に暮らすことができます。


目に見える窓の水滴だけでなく、見えない部分の湿気にも配慮した家づくり。
それが、家を長持ちさせ、家族の健康を守る第一歩です。




スタッツリビングカンパニーでは、土地の気候に合った
“結露しにくい家づくり”のご相談を承っています。


WB工法に興味のある方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。



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