【注文住宅】間取りで後悔しないためのポイントを徹底解説

こんにちは
宇治市・城陽市・京田辺市を中心に注文住宅とリノベーションを手掛ける工務店
株式会社 stats living company の井上です。

本日のブログでは、注文住宅を建てる際の間取りで後悔しないためのポイントを徹底解説していきたいと思います。

後悔しないためには、家族のライフスタイルや将来のことを考慮して適切な間取りを選ぶことがポイントです。リビングとキッチンが繋がっているオープンスペースや、将来の子供部屋の配置など、様々な要素を考慮して間取りを決定することで、後悔しない理想の住まいが実現できます。

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注文住宅の間取りで後悔する主な理由

注文住宅を建てる際に後悔する主な理由として、よく間取りが挙げられます。間取りが家族の生活スタイルや将来のライフイベントに合わないと、快適な生活を送ることが難しくなるからです。

間取りの選択は、将来のライフスタイルや家族構成を想定して慎重に行う必要があります。

さらに、間取りの変更は後からのコストがかかるため、慎重な計画が必要です。そのため、初期段階で慎重に検討し、後悔しない間取りを選ぶことが重要です。

ここからは、後悔した間取りの体験談や事例を紹介します。

生活動線の問題

「流行りの横並びキッチンダイニングにしたけれど、キッチンからダイニングテーブルをぐるっと回わらないとリビングに行けなくて・・・。リビングにいる子どもに呼ばれても、毎回地味に遠くて面倒です。」

生活動線の問題とは、家の中での移動経路や家事動線など、日常生活において移動する際の問題を指します。間取りが悪く生活動線がスムーズに行えないと、ストレスや効率の悪さを招きます。今回の体験談のように、頻繁に行き来する場所が遠いとストレスに感じますよね。

他にも、キッチンからダイニングテーブルへの距離を話しすぎると料理の際に移動が不便になり、家事や食事の時間がストレスとなります。また、洗濯機や洗面所へのアクセスがしにくい場所に配置されていると、日常の家事が不便になります。さらに、寝室や子供部屋などの配置が生活動線に沿っていないと、家族の動きが制限されたり、プライバシーの確保が難しくなります。

生活動線を考慮した上での間取り設計を行えば、家事や日常の動線がスムーズになり、ストレスのない快適な生活が実現できます。想定される生活スタイルや家族構成に合わせて、家の中での移動を考慮した間取りを検討しましょう。


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収納スペースが足りない

「背の高い掃除用具を収納するスペースを忘れていました。掃除機を片付ける場所がなく、仕方なくリビングの隅に置いています」

収納スペース不足による後悔も、よく聞きますよね。収納スペースが不足すると、部屋が乱雑になりがちで、物が出しっぱなしになってしまったり、探すのに時間を取られたりすることがあります。さらには、スッキリ片付けられないので、部屋全体が狭く感じられることも・・・。間取りを決定する際には、ここに片づけたいもの目星をつけて、収納スペースを考えておきたいですね。

例えば、玄関や廊下には、コートや靴、傘などを収納できるスペースを確保しておけば、部屋の中がすっきりと保てます。体験談にもあった、掃除機を収納する場所はある程度の高さが必要になりますね。充電式ならコンセントもあるといいでしょう。

また、リビングルームや寝室には、衣類や書類、季節の小物などを収納できるクローゼットや収納スペースを設けておくと良いでしょう。収納スペースは家族の日常生活を快適にするために重要な要素なので、どんなものを収納しないといけないのかを考えて計画しておくことが必要です。

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コンセントの配置ミス

「寝るときにスマホを充電しておきたいのに、枕元にコンセントがないのが不便です。」

現代の生活では、電化製品が欠かせません。コンセントの配置が間違っていると、使いたい場所で電化製品が使用できないというストレスを感じてしまいます。また、スマートフォンやタブレットなどの充電を考慮したコンセントの配置も重要です。

リビングや寝室などの主要なスペースだけでなく、書斎やキッチンなどの特定の場所にもコンセントが配置されていると便利です。家具の配置が変わったときにも、使いやすいコンセントの配置があれば、生活の質が向上します。

さらに、将来のライフスタイルの変化も考慮したコンセントの配置が重要です。例えば、子供部屋がある場合には、学習スペースや趣味のスペースとしての利用を想定してコンセントを配置することで、将来の変化に柔軟に対応できます。間取りの段階でコンセントの配置を検討し、後悔しないように配慮することが大切です。

トイレの位置とプライバシー

注文住宅の間取りにおいて、トイレの位置は重要な要素の一つです。特に、トイレがリビングやダイニングなどの生活空間に近接している場合、プライバシーを確保することが難しくなります。家族や来客が快適に過ごすためには、トイレが直接目に入るような配置にならないよう注意が必要です。

リビングやダイニングからトイレが見えないようにするために、トイレを少し離したり、バルコニーや廊下などで仕切る工夫が求められます。また、複数のトイレを設ける場合には、家族の生活スタイルや来客の利便性を考慮して配置することも重要です。

日当たりと外部からの視線

日当たりと外部からの視線を考慮した間取りづくりは、快適な生活を送るために重要です。まず、日当たりについては、朝から夕方まで十分な自然光が取り入れられるような配置を考えると良いでしょう。リビングやキッチンなど、日常的に過ごす場所にはできるだけ明るい光が入るように計画すると、明るく開放的な空間になります。

また、外部からの視線についても配慮が必要です。特にリビングや子供部屋など、プライバシーが重要な場所では、適切な窓の配置や遮光カーテンなどで、外部からの視線を遮る工夫が求められます。同時に、通風も考慮し、日陰や風通しの良い間取りを心がけることで、快適な室内環境を実現することができます。

注文住宅の間取りで後悔しないための具体的対策

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注文住宅を建てる際に後悔しないためには、具体的な対策が必要です。まずは家族全員の意見を集めて、ライフスタイルや将来の変化について話し合うことが重要です。その上で、リビングやダイニング、キッチンなどの共用スペースの配置を検討しましょう。例えば、家事をする人と会話をしながら料理ができるようなキッチン配置、または子供の遊び場となるスペースを確保することが大切です。次に、各部屋の機能や配置についても検討が必要です。将来を見据えて、将来的な子供部屋や老後のことを考えておくと良いでしょう。また、十分な収納スペースや、日当たりを考慮した窓の配置なども忘れずにチェックしましょう。これらの具体的な対策を講じることで、後悔することのない理想の注文住宅の間取りを実現できます。


生活動線を最適化する

注文住宅の間取りを計画する際に重要なポイントの一つが、生活動線を最適化することです。日常生活で頻繁に移動する場所や動作をスムーズに行えるように配置することで、快適な生活環境を整えることができます。

まず、キッチン、リビング、洗面所、トイレなど、家族が日常的に利用する場所を効率的に配置しましょう。調理中に食器を取りに行く動作や、洗濯物を干す動作などを考慮して、これらの場所を動線に沿って配置すると便利です。

また、家事をする人がスムーズに移動できるように、各部屋やスペースの間に適切な幅を確保することも大切です。家具や家電などの配置も、生活動線を妨げないように工夫しましょう。例えば、キッチンと冷蔵庫の距離が遠すぎないように配置することで、料理の際に食材を取りやすくなります。

さらに、廊下や階段なども家族の動線に合わせて配置することで、家族が快適に移動できる環境を整えることができます。これらの工夫を取り入れることで、生活動線を最適化し、後々後悔することのない理想の注文住宅を実現することができます。

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適切な収納計画を立てる

適切な収納計画を立てるということは、快適な生活を送るために非常に重要です。

収納が不十分だと、部屋が散らかってしまい生活がストレスになります。まずは、家具や日用品の収納場所を考える際には、使い勝手や動線を考慮することが大切です。また、将来的な収納の必要性やライフスタイルの変化も見据えて計画すると良いでしょう。クローゼットや押入れ、収納棚など、各部屋ごとにどのような収納スペースが必要かを検討しましょう。

さらに、見せる収納と隠す収納を上手に使い分けることで、部屋のスッキリ感や使いやすさを向上させることができます。また、家族全員が使いやすい収納計画を立てるために、家族の意見を取り入れながら工夫することも重要です。

適切な収納計画を立てることで、家の中がスッキリと整い、快適な生活空間を実現できます。間取りと同様に収納計画にも注意を払い、後悔のない家づくりに役立てましょう。

コンセント配置のポイント

間取りにおいて重要なポイントの一つが、コンセントの配置です。家具の配置や生活動線に合わせて、充分なコンセントが必要です。例えば、リビングではテレビやインターネットルーター、スマートフォンなどの充電に使うコンセントを適切な位置に配置しましょう。

また、キッチンでは電子レンジやコーヒーメーカー、IHクッキングヒーターなどの家電の位置に合わせてコンセントを設けることが大切です。さらに、リビングや寝室などのスペースにも多くのコンセントを確保して、快適な生活を実現しましょう。

プライバシーを考慮したトイレの設置

トイレの設置は、プライバシーを考慮した配置が重要です。まず、リビングやダイニングから遠く離れた位置に設置することで、居住者や訪問者のプライバシーを守ることができます。また、トイレの入り口が直接リビングに面していると、プライバシーが守られないため、間仕切りや仕切り扉を設置することで適切なプライバシーを確保できます。

さらに、窓の設置や換気の工夫も必要です。トイレの窓は、プライバシー保護のために透明ガラスではなく、マットなどの加工が施されたものを選ぶと良いでしょう。最近は断熱性を考えて窓をなくす事例も増えています。

換気扇も静かで効率的なものを選び、トイレからの臭いや音が外に漏れないようにすることがポイントです。これらの工夫によって、プライバシーを十分に考慮したトイレの設置が実現できます。

周辺環境を確認する

注文住宅を建てる際は、家だけでなく周辺環境も重要です。まずは住んでみたいエリアの利便性をチェックしましょう。近くにはスーパーや公園などがあるか、通勤や通学に便利な立地かどうかなどを確認します。また、将来的な基準も考慮し、周辺の道路事情や近隣施設の開発計画なども把握しておくと安心ですね。


まとめ

注文住宅を建てる際に後悔しないためには、ライフスタイルに合わせて間取りを考えることが大切です。マイホームを建てるというのは、家族の将来を見据えた大きな決断です。だからこそ、間取りは慎重に検討しなければなりませんよね。

まずは家族のライフスタイルや将来のライフプランをしっかりと考え、その上で間取りを決定しましょう。リビングとキッチンが繋がっているオープンスペースが家族のコミュニケーションを豊かにし、将来の子供部屋の配置は子育てに大きな影響を与えます。また、将来の介護のことも考えてバリアフリーな間取りを検討するのも一つのポイントです。

後悔しないためには、間取りに関する情報収集や専門家の意見を取り入れることも大切です。様々な要素を考慮して間取りを決定して、理想の注文住宅を手に入れましょう。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

スタッツリビングカンパニー