注文住宅を新築する、勝手口いる?いらない?

こんにちは
宇治市で注文住宅とリノベーションを手掛ける工務店
株式会社 stats living company の井上です。
いつもブログを読んでいただき、ありがとうございます。

本日のテーマは

「注文住宅を新築する、勝手口いる?いらない?」です。

注文住宅を新築する際にお悩みの方も多いのではないでしょうか?あなたにとって、理想の注文住宅を新築するために、勝手口は何のために設置するのか?その理由と有効な活用方法をご紹介していきます。そのうえで、あなたの理想の注文住宅には勝手口がいる?いらない?を判断していただきたいと思います。


そもそも勝手口とは?

「勝手口」とは、元々は台所の出入口、または外から台所に通じるやや小さめの出入口のことで、 今では玄関以外に設けられている出入口を指します。 昔は台所を「お勝手(かって)」と呼んでいたことから由来し、台所の出入口ということで「勝手口」と呼ばれるようになりました。主な使用目的は、生ごみを室内に保管しておくと匂いが出るので、勝手口の外のごみ箱で生ごみを保管するため。そのため、勝手口はキッチン付近に設けられることが、ほとんどです。

勝手口の代表的な設置位置

注文住宅に勝手口を設置する、代表的な設置位置とメリット、デメリットをご説明させていただきます。

・ケース1 キッチン
・ケース2 ランドリールーム
・暮らしのアイデア ビルトインガレージ

今回は、こちらの3つのシチュエーションでお話させていただきます。

・ケース1 キッチン

まずは、キッチンに勝手口を設置する場合。画像を見ていきましょう。

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このように、勝手口はキッチンに設置されているのが、ほとんどです。その理由、メリット、デメリットをお話ししていきます。


キッチンに勝手口を設置するメリット

・生ごみをすぐ外に出せる
キッチンで調理してから後片付け、家族が多ければ多いほど生ごみの量も多くなりますね?毎日出る生ごみを、リビング、廊下、玄関を通らずにすぐ外に出すことが可能になることが一番のメリットでしょう。キッチンだけでなく、家全体を衛生的に保つ事ができるので、奇麗好きのあなたの注文住宅に設置すると非常に有効です。

・自然採光がたくさん入る
先ほどの画像の通り、キッチン全体がパッと明るくなりますね。休日に家族みんなで料理を楽しむことが多い、そんなあなたの注文住宅に設置すると有効でしょう。キッチン全体が自然採光で彩られるので、気分よく料理を楽しむことができますね。


キッチンに勝手口を設置するデメリット

・コストが高くつく
小窓と違い、勝手口は大きく、開閉し、製品として複雑なためコストが高くつきます。調理中は照明器具の灯りで充分だと思っている、そんなあなたの注文住宅には必要ないでしょう。小窓すら必要ないかもしれません。

・断熱性が下がる
勝手口のように、大きな窓を設置すると断熱性も下がります。寒がりのあなたの注文住宅には設置しない方がいいでしょう。対策として、断熱性の高い樹脂サッシを使用し、トリプルガラスにすると断熱性は向上しますが、窓は設置すればするほど断熱性は下がりますので、設置には注意が必要です。

・防犯性が下がる
勝手口の多くは、家の側面の道路から目立たない場所に設置されることがほとんどです。道路から目立たない場所に大きな窓があると、空き巣に狙われる確率が上がるでしょう。共働きで、昼間は留守にしていることが多いあなたの注文住宅には、設置しない方がいいでしょう。

・ケース2 ランドリールーム

次は、ランドリールームに勝手口を設置する場合。こちらも画像を見ていきましょう。

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このように、ランドリールームに勝手口を設置される方もおられます。それでは、ランドリールームに勝手口を設置するメリット、デメリットをお話ししていきましょう。


ランドリールームに勝手口を設置するメリット


家事動線が短い
ランドリールームで洗濯後、すぐに洗濯物を外で干せる。1階で洗濯して、2階のバルコニーまで階段で上がり、洗濯物を干す...今までの日本の住宅ではほとんどでした。このような家事動線があることで、洗濯が面倒にならず、快適に暮らすことができるでしょう。家族が多い、お子様が野球やサッカーをしていて、洗濯物が多い、そんなあなたの注文住宅に設置するのがオススメでしょう。

やはり自然採光が多い
洗濯は、やっぱり明るい場所でしたいですよね?襟の汚れなど見落としたくないので。家族の洗濯物を綺麗に仕上げたい、いつも気持ち良く暮らして欲しいと思っているあなたの注文住宅には、ランドリールームに、アイロンがけ用のカウンターを設置すると、さらに効果的でしょう。アイロンがけも楽々。使い勝手のいい、あなただけのランドリールームになるといいですね。

ランドリールームに勝手口を設置するデメリット


では、次にランドリールームに勝手口を設置するデメリットを説明していきましょう。


・コストが高くつく
・断熱性が下がる
・防犯性が下がる

このように、キッチンに勝手口を設置する場合と同様でコストが高くつきます。断熱性も下がるし、防犯性も下がります。さらに、花粉や黄砂が洗濯物に付着するのが嫌だ、という声をよく耳にします。そんなあなたの注文住宅には勝手口は必要ないでしょう。ランドリールームで洗濯後、すぐに部屋干しできる家事動線をつくりましょう。このようなものでいいのではないでしょうか?


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・暮らしのアイデア ビルトインガレージ

最後に、ビルトインガレージに勝手口を設置するシチュエーションを見ていきましょう。

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こちらは、勝手口ではなく、ビルトインガレージの壁面にスリットを入れたものです。雨の日の車の乗り降りは、寸前まで傘をさしていても濡れてしまうものですよね。このようなビルトインガレージを設けると、雨の日の車の乗り降りも快適です。暮らしのアイデアとして検討してみるのもいいでしょう。

ここまで読んでいただいた方は理解していただけたと思います。あなたが理想の注文住宅を新築するため、ここまでのお話をまとめていきましょう。

本日のまとめ


・生ごみをすぐ出せるなど家事動線が短くなる
・自然採光がたくさん入る
・コストが高くつく
・断熱性が下がる
・防犯性が下がる

このように、注文住宅に勝手口を設置するにはメリットもデメリットもございます。勝手口が本当に必要なのか?ご家族でよく話し合ったうえで、設置するようにしましょう。近年では、勝手口を設置される住宅は減少傾向にあります。ですが、人は人。あなたが心豊かに暮らしていくために、必要だと思われるなら、治安、立地条件などを考慮したうえで設置しましょう。そして、その時はプロに相談することをお勧めします。施工事例や図面をたくさん持っている工務店に相談するといいでしょう。


私たち
株式会社 stats living company では家づくりの相談を無料で受け付けています。これから注文住宅を新築される方、建売住宅と注文住宅どちらか迷っている方、まずはお気軽にお問い合わせください。これまで300棟以上の住宅を完成させてきた代表の井上が、アドバイスさせていただきます。


では
本日はこのあたりで
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。