リフォームとリノベーションって、どう違うの?

おはようございます。
宇治市の工務店
株式会社 stats living company の井上です。

本日のテーマは「リフォームとリノベーションって、どう違うの?」です。
最近では、リノベーションというワードが流行りですが
リフォームとリノベーション、どちらも同じような意味だと思っておられる方が多いのではないでしょうか?
しかし、実際には目的や工事の規模など、違いは様々ございます。
リフォームとリノベーション、どちらがいいのか迷っている方は参考にしていただけたらと思います。

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リフォームとリノベーションの違いは?
リフォームとリノベーションの違いについて様々な観点から見ていきましょう

目的が違う

リフォームとリノベーションは施工目的が違います。
リフォームは古くなった部分や劣化してしまった、そういう部分を修繕したり新しい部材と交換するというのが目的です。
ということは、建物の一部を改修する、そして新築時に近い状態を目指すというのが主な目的です。

一方でリノベーションは、古くなった部分や劣化してしまった部分を改修するという目的だけではなく
デザインや機能性を向上させ、さらに建物の資産価値を高めるという目的もあります。
建築物を売買する時は、一般的には築年数により建物本体の価格を算出します。
正直なところ、築25年経過すると建物本体の査定価格はゼロとなることが多いです。
ですが、デザインが優れ機能性も良い建物なら話は変わってきます。
新たに購入される方が大変気に入ったということで、築年数にかかわらず高額で売買されたケースもあります。

規模感が違う

先ほど申し上げたように、目的が違うからこそ工事の規模が違います。
リフォームは一般的にトイレや洗面台にキッチンなどの交換などの水回り商品や、壁天井のクロス張替え
畳の表替えや古くなったフロアの上からフロアを張るなどの工事の事を指しますね。
現状の間取りなどは変えずに、床や壁は下地として利用することが多いです。

対してリノベーションは間取りを大きく変更したり、外壁を新しくしたり、工事が大規模になる傾向です。
最近では建物の構造材のみを残して、それ以外の部分は解体して新しくしてしまう、スケルトンと呼ばれる
リノベーションも人気ですね。間取りの自由度が広がりますから。

このように、リフォームとリノベーションでは工事の規模がかなり違います。

規模が違うからデザインも自由度が違う

リフォームとリノベーションでは、工事の規模が違うから、できることの自由度が違います。
リフォームでは部分的な工事や設備の交換などに留まるため、自由度が小さく、新しくした部分と
既存の部分との差から、建物全体の統一感を出すのは難しいでしょう。

対してリノベーションでは、空間全体をほぼゼロから見直せるため、デザインに統一感を出しやすくなります。

費用が違う

リフォームとリノベーションでは、かかる費用に差が出ます。リフォームとリノベーションは目的が違うことや
工事の規模に違いがあるため、リフォームのほうが費用が安く済む場合がほとんどです。

工事期間が違う

リフォームとリノベーションでは費用だけでなく、工事規模の違いから工事期間にも差が出ます。
例えばクロスの張替え、キッチンとトイレの入れ替えなどのリフォームは1週間程度で完了します。
他の工事を組み合わせても、リフォームなら2週間程度の工事期間があれば完了する工事がほとんどです。

対して大規模なスケルトンリノベーションとなると、木造住宅、マンションに関わらず3~6か月ほどの工事期間が
必要になることも珍しくありません。
このようにリフォームはリノベーションと比べて工事期間が短くすることができ、仮住まいの必要がない場合がほとんどです。
スケルトンリノベーションになると必ず仮住まいが必要になるという事は覚えておいてください。

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リフォームとリノベーションどちらを選ぶべきなのか?
ここまで読んでいただいた方は、リフォームとリノベーションの違いを理解していただけたと思います。
では、リフォームを選ぶべきか?リノベーションを選ぶべきか?
決める際のポイントを考えていきましょう。

リフォームの方が良いと思われるケース

できるだけ予算はかけたくないけど、水回りなどを衛生的に、快適に暮らしたいという方は
リフォームがいいと思います。
例えばクロスの張替え工事などは、4~50万円程度から家全体を張り替えることができます。
これだけで、雰囲気がガラッと変わりますし、毎日が楽しくなりますよ。

リノベーションの方が良いと思われるケース

新しい家族が増えたりなど、家族構成やライフスタイルに大きな変化がある場合にはリノベーションがオススメです。
間取りや生活の動線をデザインし直すことで、住み心地が大きく改善します。
気密断熱性を高めることで、健康的に、快適に暮らすことができ、光熱費もオトクになるでしょう。

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本日のまとめ

今回は、よくわからないと質問が多いリフォームとリノベーションの違いについてお話しました。

・リフォームは、古くなった部分を新しくして、できるだけ快適に暮らせるようにするため。
・リノベーションは、住まいのデザインや機能性を大きく向上させ、新築並みに快適に暮らすため。

ですが、これらの目的の違いで、費用や工事期間にも大きな差が生じる事もご理解いただけたと思います。
この目的の違いと価格面を考慮し、ご家族でよく話し合ってください。
あと何年ここで暮らしたいのか?そして、目的を明確にすれば、あなたの計画はきっと成功するでしょう。

私たち stats living company は長年の経験を活かし、ズバッとアドバイスさせていただきます。
宇治市、城陽市などでリフォームかリノベーションでお悩みの方は、弊社の家づくり無料相談会をご利用ください。
あなたの家づくりのお悩みを、きっと解決できるでしょう。
みなさんのお問い合わせをお待ちしています。

では
本日はこのあたりで
最後までお読みいただき、ありがとうございました。